ロックバンド×DJ!フレッドペリー主催「SubcultureLive」!
こんにちは!大阪校講師の佐藤です。
ファッションブランドFRED PERRYが主催する音楽イベント「SubcultureLive」に出演してきました。このイベントは、FRED PERRYというブランドが持つ「サブカルチャー」を表現するもので、今回はバンド×DJのコラボレーションで行われました。メインアクトに、約4年振りの来日となるUKロックバンド”FEEDER”!DJは東京公演がCrossfaithからHiro!そして大阪公演を僕KOICHI SATOが担当させてもらいました。
大阪の会場は、梅田にあるライブハウス「クラブクアトロ」。オープン前から入場待ちの列が出来ていて、開場と同時に一番前を陣取るためにお客さんたちが走ります。どんどん人が増えていくフロアに向けて、かける音楽はもちろん「モッズサウンド」!FRED PERRYとモッズは切っても切れない関係なんです。
モッズが愛したモータウン、スカ、パンクなどをかけているうちにフロアは満員に。そこでフジロックにも出演したFEEDERが得意とするオルタナティブ・ロックを投入!激しいギターロックでお客さんの体も揺れ始めます。会場があったまった頃、DJの音をフェードアウトさせ照明が真っ暗に。いよいよFEEDERの登場!大歓声の中、しっとりしたピアノバラードで始まり、2曲目にアッパーな曲を演奏。この緩急で一気にフロアの空気を掴みます。中盤は往年の名曲を交ぜながらドラマティックに展開。ラストのヒット曲連発ではダイブ&モッシュでフロアが大爆発しました。終演後、たくさんのお客さんたちから「楽しかった!」、「FEEDERかっこよすぎ!」、「選曲あがりました!」といった声も聞けた楽しいイベントでした。
ロックってどうやって繋ぐの!?
ダンスミュージック以外に、ずっとロックのDJもしていたのでこういう「バンド×DJ」っていうイベントに呼んでもらう機会が多いのですが、ロックをプレイしないDJさんからすると、ロックってどうやって繋ぐの!?って思うかもしれません。曲によってBPMもバラバラだし、バンドの生演奏を録音したものだから音数も多くてミックスしにくいし、、
ロックは「曲にこもった魂」で繋いでいくんです。なんだ!?魂って大げさすぎんじゃねーか!?おいっ!って思いますよね?笑 BEATLESの音楽が、60年以上経った今でもたくさんの人達に愛されているのは、魂がこもっているからだと思うんです。そしてひとつひとつの曲にそれぞれストーリーがある。「音楽史を塗り替えるような革命を起こした曲」、「日の目は見なかったけど、とても良い事を歌っている曲。」、「この曲はあの曲に影響を受けて作られた。」などなど。そういった曲に詰まった意味やエピソードを元に繋いでいくんです。なんか難しい感じだなって思われるかもしれませんが、ロックの歴史を繋いでいく感じですごく面白いんですよ!技術的にも、大幅にBPMの違う曲達を繋ぐ方法も色々あるので、実は奥が深いです。
イベントが終わった後の定番は、機材話!
イベントが終わった後、出演者同士で使ってる機材とか、作曲方法についてよく話すんですが、これがまた、皆違うやり方を持ってるのですごく盛り上がるし、とても勉強になります。DJ同士では新しいプラグインの情報交換も出来るし、バンドが使ってるエフェクターが意外とダンスミュージックにも使えたりするんです。そんな海外のバンドや、来日したDJから得た情報や作曲方法も授業でどんどん伝授してますので、オリジナルのダンスミュージックや、自分だけのREMIXを作ってみたいっていう方は、楽曲制作コース(DTMコース)をぜひチェックしてみて下さい♪
それでは最後に、FRED PERRY主催「SubcultureLive」についてのニュース記事のURLを貼っておきます。
FRED PERRY Presents「SubcultureLive」のレポートでした!