旅日記 〜アムステルダム編〜

皆様、こんにちわ!IDPS 大阪校の Energy Dai です ♬
今日は「旅日記 〜アムステルダム編〜」と題し、オランダの首都「アムステルダム」でのツアー風景をお届けしたいと思います。僕自身、オランダでのプレイは今回で4度目、アムスは実に11年振り。久しぶりに訪れた「音楽の中心地」は、DJ、ダンスミュージック・ファンにとっては正に天国でした。それではレポートをどうぞ!

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8月8日 (月) 、関西国際空港からアムステルダム・スキポール空港へと旅立ち、現地には翌朝6時に到着。今日からの宿泊先が朝8時半からのチェックインにつき、空港で朝食をと思い、ヨーロッパでは定番の English Breakfast(目玉焼きに、ベーコンetc)を頼むも、なんと10euro!アムスってこんなに物価が高かったかな?っと思いつつ、コーラ(500ml)を売店で買うと3.5euro。う〜ん、やっぱり高い…。ロンドンより物価が高いではないか!

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ただ、アムスの良い点は、街が凄く小さく移動は物凄く楽。街全体を自転車で回れる広さだから「自転車大国」なのだそう。噂では、国民の数より多いとか…。実際、空港から街の中心部である AMSTERDAM CENTRAAL (中央駅) まで電車で約15分。これは有り難い。宿は CENTRAAL にある「ダム広場」から徒歩2~3分の場所にあり、目の前にはアムスで一番有名なレコード・ショップ “RUSH HOUR RECORD” と、快適便利。宿を提供して頂いた美穂さん、ありがとうございました。僕は英語が全く話せないので、心強かったです。THX!

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フライト後は疲れが溜まっているので、ゆっくりしたいところですが、今夜から GIG はスタート。アムスの人気テクノパーティ TECHNO TUESDAY @ SUGARFUCTORY へ出演です。このパーティは20年以上の歴史を誇る老舗レコード・ショップ “InDeep’n’Dance Record” がオーガナイズし、Gouden Kabouer Award にて Best Club Night 2016 を受賞した名門イベント。日本では想像がつかない話しですが、街ゆく若者達が「今夜は TECHNO TUESDAY だ!TECHNO TUESDAY 行くよね!」 と、会話が飛び交うぐらいの人気っぷり。本当に、凄い!

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夕方、僕をオランダへと紹介してくれた恩人、DJ JP が Pick UP しに来てくれて、こちらも古い友人 Danny D と十数年降りの再開。会った瞬間に「オイ!お前、全然変わらね〜な!」って、貴方も全然変わってないですよ (笑) 大阪とアムステルダム。凄く離れているのに、十年以上経った今でも再び出会え、またこうして同じ時間を共に出来る喜び。音楽を続けていて良かったと感じる最高の瞬間でした。仲間っていいね ♬ 又、JP がアスムで新たに立ち上げた Underground Techno プロジェクト “Rebellion” のメンバーで友人の David Hulsken と、アムス在住のカメラマンであり、僕のアーティスト写真を撮って頂いている 原田 篤 さん (https://aharada.com/) も加わり、既にパーティモードへ。異国の地で、慣れ親しんでいる皆と過ごす時間は格別です。Good Time!

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深夜1時。いざパーティ会場 SUGARFACTORY へ。既に入口では長蛇の列が出来ており、火曜日から熱気ムンムン。中は人でパンパンで、レジデント DJ の DEXON (InDeep’n’Dance Record のオーナー)がガンガン盛上中。正に夢の国 ♬ 僕の出番はAM3:30からラストのAM4:50までの約1時間半のクロージングセットを任され、気合いが入ります!

Deep な Ambient から、ピプノッティックなミニマルサウンドをプレイし、後半はハードでタフなテクノサウンドで締めくくり、一日目は無事終了。最後の最後まで踊ってくれた皆様、ありがとう!最高に気持ちよかったです ♬

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10日と11日の中日は、街を散策したり、明日に控えたアーティスト写真の撮影の打ち合わせをしたりと、久しぶりの休日を満喫。特にアムスの町並みは中世ヨーロッパのままで、お洒落で可愛い。ゴッポを筆頭に、名立たるアーティストを輩出した国だけに、アートな街です。又、日本人への待遇が素晴らしく、5年以上住んでいて、オランダ語を話せるなら永住権をくれるそう。コレはヤバい。ビザも銀行に幾らかあれば、コチラで起業も出来るそうで、一年経って残高が減っていなければもう一年もらえるそう。日本では無く、別の国で何かチャレンジしたい方にはオススメです!

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8月12日 (金)、今日は新しいアーティスト写真の撮影日。今年の3月に日本でお会いして以来、僕の写真は絶対、篤さんにお願いする!と決めているので、今回のタイミングは非常に嬉しい限り。又、先月よりデンマークからアムスへと越してきた、若き日本人プロダクト写真家 “澤村くん” も加わり、造船所跡地を利用した世界最大級のアートヴィレッジ・NDSM へ。僕は撮影する場所を凄く大切にしていて、前回の日本では「高野山」を選び、今回は NDSM を選択しました。この NDSM へは船を使って渡るので、気分は正に USJ。行きしからワクワクします。造船所の跡地だけに大きな施設が立ち並び、壁という壁には色鮮やかなグラフティが所狭しと描かれて、雰囲気は抜群。又、ここでは大きなフェスも度々開催されているそうで、アムスへ来られる方にはオススメのスポットです!

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8月13日 (土)、いよいよ今回の旅の目的である DANCE VALLEY の開催日。今夜はプロモーターがスキポール空港にある HILTON HOTEL に部屋を予約してくれているので移動。自分もアーティストだった事を再認識させてくれる瞬間です。ホテルのフロントにはアーティスト専用のカウンターが設置され、会場まで車で送迎と、いたせりつくせり。有り難い。約20分のドライブの後、会場に到着。10個のステージから構成され、超デカイ MAIN STAGE を中心に、各ステージが設置されており、正にテーマパーク状態。アーティスト専用の入口からパスと、飲食が自由に出来るカードを受け取り中へ。選手村ならぬ、アーティストの施設が現れ、スチュワーデス風の格好をした綺麗なお姉様に案内され、中では飲み食いがし放題。素晴らしいホスピタリティ。スケールが違いました。フェス、ヤバイっす (笑)

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DANCE VALLEY へは、2005年に初出演した以来、二度目の挑戦。僕はお昼3時から4時の HQ ステージ(HARD HOUSE、HARD DANCE)を担当。お昼1時からスタートだった為、会場はまだ人がまばらだったものの、もの凄い音圧と、開放的な野外空間。そして、お昼からガンガン踊る人達と、昔からの音楽仲間達に囲まれ、気持ちよくプレイが出来ました。踊ってくれた皆様、ありがとうございました!また来ます!

プレイ終了後は各フロアを探索。夜11時の終了時間までフェスを体験してきました。この規模を日本で開催するのは難しいと思いますが、ここで得た経験や感覚を自分のパーティに生かしていきたいと思う、貴重な体験が出来た一日でした。Dank U Wel♬

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14日 (日)、アムス最終日は、CENTRAAL へと再び戻り、JP とスタジオで遊んだ後、学校の跡地を利用して出来たクラブ DE SCHOOL へ。名前そのままやん!って思い中へ入ると、ベルリンのクラブ Tresor を彷彿させるかの造りと雰囲気で、もの凄くアンダーグラウンド。この日は、Seth Troxler がプレイしており、真っ暗でスモーク満タンの中、Deep な Tribal House を怪しく奏でていました。世界には色々なクラブ、DJ 達がいるもんだなと再確認させてくれる貴重な瞬間。思わず、クラブ最高!っとなり、自分はやっぱりダンスミュージック、クラブが世界一好きだ!っと再認識させてくれる、最後の夜となりました。

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「旅日記 〜アムステルダム編〜」は如何でしたでしょうか?最後まで読んで頂いた皆様、ありがとうございました。これから DJ、クラブシーンで活動して行く上で何かのヒントや、アイデアになればと思い書きました。想いは通じる。それでは皆様、楽しい音楽 LIFE を ♬ See you next time!